家についた俺はただいまも言わず自分の部屋に駆け込み今日の話を思い出す。

憶死病?

なんだそれ。聞いたこともない。

しかも治療法がないって、、

先生はだいたい1年ほどでなくなると言っていた。

俺は高校を卒業できないかもしれない。

できたとしてもその先の未来がない。

「はぁ」

俺はため息をつくことしかできなかった。