☆☆☆
そのときにネットに晒した写真や情報やいつの間にか流出してしまい、今でのネットで拡散され続けている。
岩上もなにか手を打ったはずだけれど、一向に火消しには至っていなかった。
キツネ面は動かなくなった和美の体を引きずって無理やり椅子に座らさせた。
手首からの出血は続いていて、顔はすでに白くなりはじめている。
キツネ面が和美の顔に耳を近づけて、呼吸を確認する。
そして満足そうに何度か頷くと「ふふっ」と、小さく笑ったのだった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…