1分間という回答の制限時間はシビアだと思っていたけれど、そういう理由も含めてなのかもしれない。
『はい、そこまで!』
回答時間が打ち切られてから、配信者がコメント欄を確認していく。
『回答コメントは食器を洗う音っていうのが多いですね。正解はぁ……!』
じらした言い方をした後、画面が配信者の手元を映した。
そこには銀色の大きなシンクと、泡がついた食器が置かれている。
「よっしゃ! 正解!」
久貴がまたもガッツポーズをして喜ぶ。
由佳たちも自然と笑顔になった。
『はい、食器を洗う音が正解でしたぁ! あれれ? もしかして2問目のほうが簡単でした? 今回の脱落者は50人くらいですねぇ。ここで脱落した人は残念! 配信を切らせてもらいます!』
そう伝えてからまた少し間が開いた。
きっと、不正解者の回線を切っているのだろう。
ごそごそと動く音だけが聞こえてくる。
「この調子でいけば結構な人数が最後まで残るんじゃない?」
『はい、そこまで!』
回答時間が打ち切られてから、配信者がコメント欄を確認していく。
『回答コメントは食器を洗う音っていうのが多いですね。正解はぁ……!』
じらした言い方をした後、画面が配信者の手元を映した。
そこには銀色の大きなシンクと、泡がついた食器が置かれている。
「よっしゃ! 正解!」
久貴がまたもガッツポーズをして喜ぶ。
由佳たちも自然と笑顔になった。
『はい、食器を洗う音が正解でしたぁ! あれれ? もしかして2問目のほうが簡単でした? 今回の脱落者は50人くらいですねぇ。ここで脱落した人は残念! 配信を切らせてもらいます!』
そう伝えてからまた少し間が開いた。
きっと、不正解者の回線を切っているのだろう。
ごそごそと動く音だけが聞こえてくる。
「この調子でいけば結構な人数が最後まで残るんじゃない?」