キツネ面はそう言うとカメラを手に取り、由佳の姿を映し出した。
箱に入れられていて顔は見えないけれど、相変わらず悲鳴は聞こえてくる。
キツネ面は右手にカメラを構えた状態で軽く箱を蹴った。
「キャー!!」
それだけで箱の中から甲高い悲鳴が聞こえてきて、コメント覧が一気に湧き上がる。
「元気な声が聞こえてきますねぇ。じゃあ、これならどうかな?」
カメラをむけたまま由佳の腹部を思いっきり踏みつけた。
今度は悲鳴は出なかった。
代わりに「ぐっ」とくぐもった声が聞こえきて、後は静になる。
気絶しただろうか?
そう思ってまた箱を蹴ってみると小さく呻く声が聞こえてきた。
気絶はしていないみたいだ。
キツネ面は由佳の隣に座り込むと、箱の南京城に手をかけた。
3つの数字を合わせるタイプの鍵だ。
「さて、せっかくだから教師イジメの主犯格の顔を、みなさまにも見てもらいましょう!」
顔から箱を外すと同時にカメラで由佳の顔をズームにする。
涙とよだれと鼻水で化粧がドロドロに流れてヒドイ顔になっている。
箱に入れられていて顔は見えないけれど、相変わらず悲鳴は聞こえてくる。
キツネ面は右手にカメラを構えた状態で軽く箱を蹴った。
「キャー!!」
それだけで箱の中から甲高い悲鳴が聞こえてきて、コメント覧が一気に湧き上がる。
「元気な声が聞こえてきますねぇ。じゃあ、これならどうかな?」
カメラをむけたまま由佳の腹部を思いっきり踏みつけた。
今度は悲鳴は出なかった。
代わりに「ぐっ」とくぐもった声が聞こえきて、後は静になる。
気絶しただろうか?
そう思ってまた箱を蹴ってみると小さく呻く声が聞こえてきた。
気絶はしていないみたいだ。
キツネ面は由佳の隣に座り込むと、箱の南京城に手をかけた。
3つの数字を合わせるタイプの鍵だ。
「さて、せっかくだから教師イジメの主犯格の顔を、みなさまにも見てもらいましょう!」
顔から箱を外すと同時にカメラで由佳の顔をズームにする。
涙とよだれと鼻水で化粧がドロドロに流れてヒドイ顔になっている。