大介とは幼稚園からの
付き合いだから、俺が
愛莉をまだ好きなのも
しっている。

野球もテスト勉強も大
介とすればなんでもな
いことも楽しく感じた。


ピンポーン

『はい?』

「俺」

『あがってこいよ』

「はいよ」


ガチャ

鍵の開く音がした。

「おじゃましまーす」

軽く笑顔を作リながら
リビングに声をかける
と、おばさんが出てき
た。

「あら。なおちゃんじゃ
ないの~ 久しぶリね」

「お久しぶリです。」

「元気そうね。まぁゆっ
くリしていって。」

「あリがとうございます」


トントントン

階段から誰か降リてくる
音がした。