「つーか、俺。女でけた!!」

叫び声をあげたのは達。

「まじで?!どんなこ?!」

話に一番早く食いつくのは
いつも決まって圭太。

「このこ、このこ」

さっそく撮ってきたらしい
ぷリを誇らしげにみせる。

「え?」

思わず声を出してしまった
俺。

写っていたのは真由…。

大介の、彼女の、真由…

「直樹しってんの?!」

「や、しらね」

精一杯知らんふリをするが
そんなの無駄。

すばやくつっこみをいれる
圭太。

「なんかあるやろ?」