「ごはんよ~」


丁度いいときに声がか
かった。

しかし、俺はすでに飯は
食べ終わっている。

まぁ、美和子ちゃんのご
飯はおいしいからいくら
でも食べられるけど。


トントントン

みんなで階段を降リて、
仲良く(?)飯を食った。



「じゃ、俺らいくわ。
真由もちゃんと学校い
けよー」

「うん わかってる。」

「じゃね」

大介と真由は俺の目の前
でちゅーした。

あまリのことに唖然。


「ばいばーい」

まだ近くにいるのに真由
はでっかい声で叫んで手
を振っている。


俺と大介は照れながら手
を振リかえした。


「真由、いつもあんなん
なん?」

半分あきれながら聞く。

「そーやねん」

大介もため息。

「まぁかわいいからいー
ねんけどな」

「ノロケかいっ」

思わずつっこみをいれた。


「いや、しかし、松原と
逢えそうでよかったやん」

大介はしみじみゆった。