「そーいえば昨日、ぷ
リくらとってきたんだ
けど、直樹この中やっ
たら誰が一番タイプ~?」

といいながら、ゴソゴソ
かばんをあさり始めた。

「はい。だいちゃんも
みてねー。」


俺は大介と二人でぷリ
くらを見始めた。

「「え、、、」」

俺と大介は二人そろっ
て声をだした。

「どしたの?」

真由もぷリくらを見る。



「愛莉って松原愛莉?」

俺がふリーずしてる間
に大介が真由に聞いた。


そう。ぷリくらには
“愛莉”と書かれたコ
が写っていた。

大介もおそらくそれを
みて声をあげたのだろ
う。


「そーだよー」

俺と大介は思わず目を
見合わせた。

「愛莉と知合い?」

「まぁ、な。」

大介と俺はあいまいに
返事をした。

「愛莉かわいいのに彼
氏つくらないんだよ。
もったいないと思わな
い?」


彼氏、、いないのか。

思わずガッツポーズを
してしまった俺。

「直樹、愛莉のこと好
きなん?」