「家、いこっか」


































そう言っていったのは私の家。

大学に進学するときに一人暮らしを始めた、マンションの一室。

「どうぞ」

「お邪魔しますー」

何気ない部屋が君がいるだけで輝いて見える。

「、、、、みーお?、、、、俺、ずっと末央といたい。」

、、、、もう迷わないから。

「、、、ねえ、、、今、わがまま言ってもいい?」

わがまま禁止令を言われてから、なんだかんだ、わがままは言わなくなっていた。

「いいよ」

























































「ねえ、白君、、、」


























































君だから言いたい。

この、わがまま。


























































「もしよければ」