このままじゃ由紀子がクレジット人間になってしまう。

残りの3人がどんな風に由紀子を扱うかわかったものじゃない。

下手をすれば、ジェットコースターにいた男の子みたいになるかもしれないんだ。

でも、今ならまだ助けることができる!

この不正をクマに伝えれば、対処してくれるかもしれない!

私は尋の手を振りはらって駆け出したのだった。