「なにかヒントになるものを探さなきゃ!」




通路を振り返ってみてももちろんそれらしいものはなにもない。

それに、どこをどう探せばいいかもわからない。




「とにかく、さっきの監視を調べてみよう」




今できることはそれくらいだ。

私は頷き、来た道を戻り始めたのだった。