そう言い、部屋に入って来たのは新だった。ホテルマンの時のような真紅の制服ではなく、白いシャツとパンツを見に纏い、ホテルで見た時のような笑みを浮かべている。それが一層、雪の中に恐怖を生み出した。
「し、白銀さん?ここはどこですか?あなたが私をここに連れて来たんですか?」
雪は後退りながら新に訊ねる。新は笑みを浮かべたまま近付き、雪は壁際に追い詰められてしまった。
「パジャマ、青色なんですね」
新は雪が着ているパジャマを指差す。雪はパジャマも今回は推しの色を着たいと思い、青系しか持って来ていない。
「気に入らないな」
新はそう言った刹那、雪に近付いてパジャマを乱暴に引っ張る。ボタンがブチブチと音を立てて弾け飛んでいった。
「きゃあッ!」
胸元が露わになり、雪は慌てて手で前を隠す。そんな雪に新はクローゼットを開け、一着のワンピースを手渡した。
「あなたにはこっちの色の方がよく似合いますよ」
「し、白銀さん?ここはどこですか?あなたが私をここに連れて来たんですか?」
雪は後退りながら新に訊ねる。新は笑みを浮かべたまま近付き、雪は壁際に追い詰められてしまった。
「パジャマ、青色なんですね」
新は雪が着ているパジャマを指差す。雪はパジャマも今回は推しの色を着たいと思い、青系しか持って来ていない。
「気に入らないな」
新はそう言った刹那、雪に近付いてパジャマを乱暴に引っ張る。ボタンがブチブチと音を立てて弾け飛んでいった。
「きゃあッ!」
胸元が露わになり、雪は慌てて手で前を隠す。そんな雪に新はクローゼットを開け、一着のワンピースを手渡した。
「あなたにはこっちの色の方がよく似合いますよ」