いつしか気づいた。

こんなにも好きになるなんて

思わなかった。

いつもうまく気持ちを伝えられずに

終わってしまう1日。

そんなうちにあなたがどこかに行ってしまいそうで

怖かった。


目が合うたびに

ドキドキするこの心臓の音が

あなたには

聞こえなかったのでしょうか。

毎日あなたを誘うように
私にはうるさいほど聞こえたのに。


あなたを好きになった瞬間から

その笑顔

優しい声

全てが素敵に思えた。

あの日ちゃんと気持ちを伝えていれば

何かが変わっていたはずなのに。


今でもアルバムの中で

笑っているあなた。

その消えることのない笑顔は

いつまでも私の胸を熱くする。

     by 浅倉 麗菜