アンの不安がいっぱい乗った言葉をもらって、ミカエルの腰にゾクソクが這い上がった。


アンがずっと好きでいて欲しいとミカエルに求めている。


こんなに渇望したものはない。アンがミカエルに永久を誓う言葉を欲してくれるなんて、その姿の全てが愛くるしかった。


「死ぬまでお前だけを愛してる。お前以外の女なんて眼中にない」


ミカエルが紡ぐ愛の言葉に、アンは全身が粟立った。下腹のゾクゾクが背筋を通って脳天を突き抜けて、涙になってしまった。


「俺はお前がいいんだ。アンがいい。アンだけが欲しい」