大丈夫、練習した通りに……!


「清瀬、お疲れ様」

「西部くんも、お疲れ様」

「走るの早かったな」

「結局二位だったけどね」

そう、あの後最下位から二位まで上がったのはいいけど、颯くんのチームを抜かせなくて

そのまま二位。

内心では結構嬉しかったけど、やっぱり一位になりたかったと思ってしまう。