しょ、正直なんの話をしてるかわからない…





けど、2人は面識があるってことね。






「ちょっと耳を貸してくださいな?」




「なんだよ……」




わわわ、2人近いっ……、




良いなぁ……茉莉ちゃん……





先輩に恥ずかしさ無しに近づけて……、




美人だしそりゃ、そっか……




「………こんなやつうざいだけなんだけど」



「黙れ。いくら羽瀬来でもね。」




ひゃ、久しぶりに聞いた……茉莉ちゃん
話し方が3つあるからなぁ……




「はぁ……あきれた。いきましょ、莉子」





キッと睨んでから茉莉ちゃんはわたしの手を引いた。





「あ、えと……先輩失礼します」





「…………」






わたしはそれだけ言って教室に向かった。





☆☆☆