「こういう時は、遠慮しないのが1番ですよ!」


そう言って、フワッと笑った臼井の笑顔に俺の心臓がバカみたいに速くなりだした。


「はい!これで全部ですね!」


「あ、ありがとな」


「ふふ、いえいえ!それじゃあ、また!」


―――タタタタッ


その言葉を残して、早足で去っていった。


臼井がいなくなっても、心臓は落ち着くことを知らず


早くなる鼓動を抑えることが出来なかった


だめだ。。。今まで何度かこの気持ちに隠してきたけど…


自分の心に嘘なんかつけるわけもない…