「はぁ…何やってんだろ…。俺」


独り言をブツブツ言いながら、束をまとめていると―――



「あの…大丈夫ですか?」


突然背後から声が聞こえてきた。


その人物は―――



「臼井…」


ほぼ、無意識に声に出ていた。


な、んで…ここにいるんだよ…。


「手伝いますね!私暇なんで!」


「っ…。いいよ…、一人でもできるから」