それから毎日、少しずつだけどご飯も食べるようになれた


学校でも、ほんのすこしだけ笑えるようになった

 
お母さんとか、紗英には凄い驚かれたけどね



今思うと、あのときの手紙は翼が私に元気になってほしくて届けたのかな…?


なんて、そんなことまで考えてしまった




私は、翼に出会えなかったらあんなに充実した日々はこなかったと思う


それに、初めてをたくさん教えてくれたのもあなただった


今なら、胸はって堂々と私の自慢の彼氏だってそう言える…


これから先、あなたがいなくなった悲しみはきっと完全には消えない…