どこに行くかなぁ…。

ぼーっと歩いて行くと見慣れた光景が目に入った。

「あ、剛…んぉ!?今日は小さな相棒が一緒かぁ♪」

そう言って俺に気づいたその女が近寄ってきた。

「うん。ちょこっていうんだ。」
俺はちょこを見ながら説明した。
ちなみに、この女の人は菅谷里沙【すがやりさ】中学から今までずっと同じ学校なんだよね…。
まぁ、ある意味幼なじみって言えるのかも。
家、隣だし…。
っていうか進学した先も一緒になったからしかたないか。