1度本音を吐き出したらなかなか止まらない。
回りの声なんて聞かずに自分だけの世界に入り込んじゃう

「可愛いとか気軽に言われて初めては戸惑いあったけど…!!そう言われるのは素直にうれしいしってごめん喋りすぎた!」

焦ってあまねちゃんの顔色を伺おうとするけど

「今俺マジで照れてるから見ないで」

って私の頭を優しく手で包み込んで
ほぼハグに近い状態で2分ほど過ごしていた

「あまねちゃんにも照れることあるんだね」

なんか感心っ…!!


「当たり前じゃん…てか何で逆に無いと思った?」

ちょっとだけ早口にそう言われたんだけど
「だって、可愛いってすぐ言うからっ」

「それはそうだけど…って顔あげようとしないで!」

またさっきの状態に戻ってしまった
だけどすごい落ち着く
なんでだろ…

「あのさぁ急にほめ言葉連続するのやめてくれない…?」
 
「えっ、なんで!
あまねちゃんが言っていいよって!」

「いや、そうだけどさぁ」

「えぇ、なんかディスっちゃった?私」

「違う!

ただ!」

「ただ?」

少しだけあまねちゃんの力がこもったと思ったら
あまねちゃんがこっちを見てる

あれ?もう顔見てもいいのかな?って思って私も見てみたけど
 
どこかしら悲しそう…?とゆうか焦ったような?
かっこいい、、よりは可愛い…表情をしていた。

「可愛い…」 

って思わず言っちゃったよ


「はぁっっ」

「えっ」