それからさりげなくあまねちゃんとソファに移動した

「あっ、ねぇ今日さご飯一緒に作らない?」

一人だと不安なんだよなぁ
私全然作ったこと無いし…!!


「いいよ。買い物とか行かなくて大丈夫?」

「あ!しばらくは大丈夫だよ!」

「ん。了解」

あまねちゃんって結構気遣ってくれるんだな~

「また何か考えてるね」

「バレた?なんでそんな分かるの?」

超能力者?すごすぎ…

「思ったこと言っていいんだからね?
むしろ言ってほしい」

「あまねちゃん優しいね」

その言葉でずっと変えずにいたあまねちゃんの優しい表情が少しだけ変わった様に見えた

「そう思ってくれてるならうれしいよ僕」

「あと約束守ってくれてうれしかった。
私もしかしたらまた会えるかもって期待してたの。だから本当にありがとっ、」


「昨日ぎゅーってしてくれたのもすっごい安心したし、嫌がらずに仲良くしてくれたのうれしかったっ…!」

「ちょっ」

あまねちゃんの声を無視して私はまた次の言葉を発した

「本当は今日からの事すっごい不安でいっぱいだったの!だけどあまねちゃんがいてくれるからよかった…!!」