…私の身体は壁とあまねちゃんの間で動けなくなっていた。

「あ、あまね…ちゃん…!」

あまねちゃんの髪が耳に触れる

くすぐったいし、いい匂いが鼻を抜ける


「これからも俺の事しか考えれないようにしてあげよっか?」

「なっ…!!」

驚きの発言に私は言葉を失っていた

そんな私を見てあまねちゃんは不思議な笑みを浮かべてた

必死に目を反らそうとしたけど
あまねちゃんの手が私の顔をおさえてて
あまねちゃんから目を反らすことが出来なくなった

体温が一気に上がっていく感覚。

きっと顔も赤いよね


「ははっ顔赤いっ!」

「も、もう!からかわないでよ…!!」

「えぇ~、やだ」

なんでって顔してると

「可愛いから」
って

「ね、ねぇ!それ!そーゆーの!
まぢ慣れてないから、!
てかそんなかっこいい顔でこっち見ないでよっ!本当にさ!自分の顔面見たことある…?
その顔で可愛いとかっ!
女の子みんな君の事好きになっちゃうよ…!!」


何を言ってるの…!?私っ!
素早く私は口を抑えた


私は恥ずかしさのあまり
変なことを口走ってしまった