―――2028年

私たちは、18歳になりました。

『のの誕生日おめでと!今度デートいこ?』

「ありがと!約束ね?」

『ん!』

私はあの後、よく考えて、碧くんと付き合うことにした。

これは後から知った話だけど、桜綾は碧くんのこと知ってて、私たちのことを応援してたらしい。

今では、仲良しカップルだ。

『ん!』

「あ、はいはい。」

そう言って、可愛く手を広げてくるから、私は
碧くんにとびこんだ。

『これからもずっと一緒な?お誕生日プレゼント。』

そんな甘い言葉を言ったあと、私は碧くんの唇で口を塞がれた―――。