「樹里のことが好きだ。

一生幸せにします。

俺と付き合ってください。」

「ありがとう。

私も好きです。

よろしくね。」

そう交わした言葉に嘘はない。

けど、一年という年月は

毎日会っていた私たちを

記念日すら会えない環境にするには

十分だったんだ。

別れたくない。

けど、会えない日々。

すれ違う思い。

「いつか、

俺らが本当に運命の相手だったらまた会える。

その時は、また…


樹里、俺、樹里のこと

本気で好きだ。

一生俺が幸せにしたかった。

別れたくない。

けど、バイバイだ。」