「温、今日の予定は?」

「今日は雑誌のオーディション受けるのとポージングの指導受けます」

「お迎え行くから終わったら連絡して」

「ありがとうございます」





オーディションの時間まではこのマンションで2人で過ごし

温はオーディション会場へ俺は菫へと向かった





今日のシフトに帝さんは居たはず






「お疲れ様です」

「お疲れ様です」





スタッフルームに入ると帝さんが丁度休憩中だったのか居た





「あの、少しお時間良いですか?」

「今ですか?俺あと5分で休憩終わりなんですけど」

「この後の仕事分の給料は出すのでこのまま話聞いて下さい」

「給料出すって、高校生に出して貰う程お金に困ってません」