「それよりお腹空いた」
「家に戻りますか?」
「ううん。食材揃ってるから何か作るよ」
「えっちゃん料理出来るんだ」
「いっくんに叩き込まれてるからね。普段はいっくんがするけど一通りは出来るように教わってるから」
いっくんは甘やかすだけじゃなくて
俺達のことをちゃんと育ててくれる
だから怒られることもあるし褒めてもくれる
もう1人の親って感じだ
「温、コーヒー任せて良い?前に家で飲ませて貰ったコーヒー美味しかったから」
「はい。任せて下さい」
あぁ、幸せだな
目が覚めると好きな人の顔を見て
一緒に料理して時間を共に過ごす
早く結婚出来るようになりたい