素直に思ってること伝えてみよう
そうすれば温も分かってくれる
菫を辞めてくれる
そう思ったけど……
「嫌です」
「温?俺は温を守りたくて」
「分かってます。でも僕だってえっちゃんの隣に相応しい人間になりたい。だから菫以外のモデルも応募しようとしてるのに」
えっちゃんは僕の夢を潰したいの?って
そう言われたら反論出来ない
温は頑固だ
「僕の邪魔するえっちゃんなんて嫌い」
「へぇ」
流石に頭にきた
「るなくん。マンションの鍵貸してくれない?」
「……あまりイジメないであげてよ」
「イジメる?俺が?まさかぁ」
るなくんがヒートを起こした時に避難するマンションの鍵を借りた
そんでそのまま
「あの……えっちゃん?」
「理解してないようだから分からせてあげる」
マンションに直行してベッドに組み敷いた