色々追いつかない

何でえっちゃんはここに居るの?

何で父さんとのこと知ってるの?

おじさんは何者なの?





「二度と会わないつもりだったんだが?」

「高校生にヤクザの相手なんて出来ないだろ」

「しっかし、この俺をこき使うなんて滅多に居ないけどな」

「これで本当に最後だよ」

「そうしてくれ。俺とお前らだと生きる世界が違うんだ。関わらない方が良い」





おじさんは雑に僕とえっちゃんの頭を撫でて帰っていった





「温、怪我とかない?」

「大丈夫」

「良かった」






柔らかく笑うえっちゃん

その表情に




「えっちゃん……会いたかった」

「うん。俺も」






一気に涙腺が崩壊した