皆に支えられて

1日、1週間、1ヶ月と

時だけが過ぎ去る





えっちゃんから連絡は全くない

それでも僕は待ち続ける


ううん、ただ待つだけじゃなくてえっちゃんに相応しい人間になりたい




だから




「コンテスト?」

「はい……難しいでしょうか?」





一般応募の新人モデルの応募に申し込みをしようと思う



菫以外でもモデルとして名を挙げられたら少しでも菫の、えっちゃんの役に立てるなら

何だってする








「菫以外のモデルとなると俺も永斗も管轄外だから完全に守ってあげることは難しくなるぞ」

「守られてばかりは嫌なんです」

「……温がやりたいなら引き止めないよ」

「ありがとうございます」

「ただ、何かあったら必ず報告すること。良い事も悪い事も」

「はい!」






永和さんの許可も無事に降りたので早速申し込みをすることに