「ミクル様が人間であると確認できたところで、ミクル様に部屋を見てもらいに行きましょうか?」
「そうだった!」
レオさんが、頭を抱えた。
「部屋の準備をする前に教えてくれよー。あー、でも教えてくれてても、人間の女の子にどういう部屋を用意すればいいのかなんてわかる気がしねー」
「ミクル様にたくさんダメ出ししてもらえばいいでしょう?」
せっかく用意してもらった部屋にダメ出しなんて……そんな失礼なことしませんよ、私……
レオさんが先頭を歩いた。
客間を出て玄関ホールに戻り、それから2階へと続く階段を上った。
そこで全員が右に曲ろうとしたとき、リナさんが左を指差した。
「魔王様は仕事の続きを」
「えーっ、仲間はずれ反対!」
「仕事が終わってないですよね?」
「僕のお嫁さんの部屋だよ? 僕も確認する」
「確認したところで、どうせこれから大幅に変更することになります」
「変更の前と後を知りたい!」
「そうだった!」
レオさんが、頭を抱えた。
「部屋の準備をする前に教えてくれよー。あー、でも教えてくれてても、人間の女の子にどういう部屋を用意すればいいのかなんてわかる気がしねー」
「ミクル様にたくさんダメ出ししてもらえばいいでしょう?」
せっかく用意してもらった部屋にダメ出しなんて……そんな失礼なことしませんよ、私……
レオさんが先頭を歩いた。
客間を出て玄関ホールに戻り、それから2階へと続く階段を上った。
そこで全員が右に曲ろうとしたとき、リナさんが左を指差した。
「魔王様は仕事の続きを」
「えーっ、仲間はずれ反対!」
「仕事が終わってないですよね?」
「僕のお嫁さんの部屋だよ? 僕も確認する」
「確認したところで、どうせこれから大幅に変更することになります」
「変更の前と後を知りたい!」