私を花嫁に選んだせいで、魔王様が責められるのは嫌!
そう思って、魔王様の誕生日を祝う式典への出席をするって決めた……
そのはずなのに……
あらら? 魔王様の出勤時間は一向に減ってない気がするんだけど? おかしくない?
「じゃあ、行ってくるね! でも、ミクルに相談したいことが出てきたら、そのときは戻ってくるから!」
魔王様はいつものようにハグしたいだけハグして、それからお城へ出かけていった。
もし魔王様にそう言おうものなら、『何言ってるんだ! 全然足りないよ、これでも我慢してるんだからね』って言い返されそうだけど……
「魔王様のことなら、もう気にしなくて大丈夫だと思うよ?」
レオさんは、またそういうのん気なことを言うんだよなー。
「レオさんは気にしなさすぎだと思いますよー」
掃除をしながら、レオさんと雑談。これもいつものこと。
そう思って、魔王様の誕生日を祝う式典への出席をするって決めた……
そのはずなのに……
あらら? 魔王様の出勤時間は一向に減ってない気がするんだけど? おかしくない?
「じゃあ、行ってくるね! でも、ミクルに相談したいことが出てきたら、そのときは戻ってくるから!」
魔王様はいつものようにハグしたいだけハグして、それからお城へ出かけていった。
もし魔王様にそう言おうものなら、『何言ってるんだ! 全然足りないよ、これでも我慢してるんだからね』って言い返されそうだけど……
「魔王様のことなら、もう気にしなくて大丈夫だと思うよ?」
レオさんは、またそういうのん気なことを言うんだよなー。
「レオさんは気にしなさすぎだと思いますよー」
掃除をしながら、レオさんと雑談。これもいつものこと。