一方、ゼルは紫音のもとへ向かうつもりが、なかなか迎えに行けずにいた。


このパーティは花嫁決定とともに王位継承の儀式もあるため、なかなか終わらずにいた。



パーティの中で放つ不思議な感じ。





ゼルはすぐに異変を察知し、走りだした。





「またあの時のような思いはしたくない」





必死に無事であることを祈りながら―――……。