意識を失った紫音を腕に抱き抱えられて微笑むシルヴィーヌ。






「あなたも少しだけ動かないでいてもらえるかしら」


シルヴィーヌはクレアを見ると、クレアは術にかかったかのように動かなくなる。



「ちょっとそこで大人しくしててもらえるかしら」


シルヴィーヌはにっこりと上品に微笑んで紫音を抱えてパーティの出口へ向かう。




クレアは黙って見てるしかできなかった。