長い廊下をしばらく歩いていると、綺麗に装飾が施された大きなドアがあった。



ロゼフォードは両方の金のドアノブに手をかけて開いて広間に入る。



広間はすでに人でいっぱいだった。


というか…キレイな人多くない!?


あたしが場違いみたいじゃん!!!



あたしは足を震えさせながら一歩一歩ゆっくり歩く。


すると、聞き慣れた声があたしを呼んだ。


「紫音! パーティ来てくれたんだ! ここの人達はみんな花嫁を見にきてるようなものだから」



えぇ〜〜〜;;



まじですかぁ……。