3日後、ついにきてしまった。

運命を決めるパーティの日が。


そのころあたしは色とりどりのドレスが並んだ広い部屋でメイド達によってドレスを着せられてた。



メイド達はせっせとメイクや髪型をセットさせたりと忙しそうだった。







「できました!」
一人のメイドさんが声をあげると、あたしは鏡を見て驚いた。



こ…これあたし!?


あたしは自分の変貌に目を丸くした。



ピンクを主張として白いレースが華やかに揺れていて、ウエストあたりにちょっと色の濃いリボンがつけられてて、かなり乙女チックだった。

うっ……我ながら似合ってるけど恥ずかしい……。