✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。
それから数十分経って
「ふぅ、着いた!ここだよ花菜乃。」
その声を聞き、辺りを見回すとそこは緑が広がる土手の上だった。
もちろん、屋台も何もない。
目の前に見えるのは夜の闇で暗くなった川だけ。それと空。
「ここ?」
思わずそう聞いてしまう。
「そうだよ。ここ、ここね周りに何もないから花火がよく見えるんだよ。」
「…なんで?」
「えっ?」
「えっ?」って言いたいのはこっちだよ。
だって、せっかく初めての花火デートだったのに。
2人とも浴衣着て、出店回って、買ったものシェアしたり、食べあいっことかしたかったのに!
……全部できないじゃん。
「昴汰、全然かなのことわかってない!」
叫ぶようにそう言うと、さっきから少しずつ溜まっていたいらいらが爆発してしまった。
それから数十分経って
「ふぅ、着いた!ここだよ花菜乃。」
その声を聞き、辺りを見回すとそこは緑が広がる土手の上だった。
もちろん、屋台も何もない。
目の前に見えるのは夜の闇で暗くなった川だけ。それと空。
「ここ?」
思わずそう聞いてしまう。
「そうだよ。ここ、ここね周りに何もないから花火がよく見えるんだよ。」
「…なんで?」
「えっ?」
「えっ?」って言いたいのはこっちだよ。
だって、せっかく初めての花火デートだったのに。
2人とも浴衣着て、出店回って、買ったものシェアしたり、食べあいっことかしたかったのに!
……全部できないじゃん。
「昴汰、全然かなのことわかってない!」
叫ぶようにそう言うと、さっきから少しずつ溜まっていたいらいらが爆発してしまった。