後ろの席の五十嵐くんと私の、2人だけの秘密

恋愛(ピュア)

広瀬 凛/著
後ろの席の五十嵐くんと私の、2人だけの秘密
作品番号
1704146
最終更新
2023/08/15
総文字数
32,397
ページ数
76ページ
ステータス
完結
PV数
41,247
いいね数
24

第5回noichigoマンスリーチャレンジ

マンスリー賞、いただきました!!

読んでくださった方々、ありがとうございます!⸜(。˃ ᵕ ˂ )⸝

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私の席の後ろに座る五十嵐翔くんは、
サッカー部のエースでイケメン。

二重まぶたの大きな目に、
目元のホクロがセクシーな彼は、
女子からの人気も高い。


そんな彼に、私も憧れてた。



ある日

偏頭痛持ちの私が、
保健室のベッドで休もうとしたら、
そこには先客がいて…


「へぇ、松田さんって結構、積極的だね。」


他のベッドに移動するって言ったのに、
そんな私を五十嵐くんは引き止めて、
ガンガンと痛む私の頭を優しく撫でてくれた。


不思議なことに、
五十嵐くんに頭を撫でてもらうと、
ズキズキとした頭の痛みはすぐによくなる。


その日から、五十嵐くんは
保健室で休む私を見つけては、
一緒の布団に入って、頭を撫でてくれるようになった。


そんな中、彼が見せてくれた弱み。


『…実は俺、最近ずっと、夜寝れてなかったんだ。』


どうやら、私の香りが彼の睡眠欲を誘うらしく、
私がそばにいるとぐっすり眠れるらしい。



五十嵐くんが私の頭をしばらく撫でたら、

五十嵐くんも少し、眠りにつく。


そして、8時10分になったら私が起こす。



そんな風に
2人きりで、朝から一緒に過ごしているというのは、

五十嵐くんと私の、2人だけの秘密――。



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松田 紗英
(まつだ さえ)
高2 



五十嵐 翔
(いがらし しょう)
高2

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***
「いいね!」「ひとこと感想」くださった方、
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ありがとうございます!^^


◇ シリーズ ◇

五十嵐side 「素直になりなよ。」

番外編 「五十嵐くんに、食べられそうです。」

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