「良いじゃない!同じ高校なんだしっ」
え‥‥。
お母さんが発した言葉に
またもやビックリ。
「お、同じ高校!?」
思わず、聞き返してしまった。
そんなあたしの問いに
答えるように‥
「宮井響(ミヤイ キョウ)星上高校、1年7組。列記とした星上の生徒だけど?」
って。
言い放った。
「あ、あたし佐倉妃南(サクラ ヒナ)!2年2組のクラス委員‥」
「別に聞いてねぇから」
慌てて
自己紹介をする、あたしの言葉を
遮った、響くんの低い声。
うぅ‥。
なんでそんなに
冷たいの‥?
「この子、朝起きるの遅いから是非起こしに来てやって♪」
俯いてるあたしに
お構いなしに
話しを進めてく、お母さん。
「ちょ、お母さ‥っ」
「はーい」
って。
あたしの言葉を遮りながら
ジュースを口にしながら
承知した、響くん。
毎朝、こんな人と
一緒に学校行くの‥?
はぁ‥‥。
あたしの高校生活
どうなっちゃうんだろ‥。