「また明日なー!」


いつも6時間目が終われば急いで練習に向かう


あれから1週間が過ぎ、彼女達とは何度か一緒にお昼ご飯を食べたりしてた


一目惚れしたからって、好きなアピールをするわけじゃない


俺なんかには勿体無いくらいの良い子だと思うし、ガツガツいきすぎたら嫌われる事だってあるらしい


バッティング練習をしている時、周りがざわつきはじめる


監督が来たのかと思って振り返ると、みんなして校舎の方をチラチラと見ていた


「あれ、藍沢じゃね?」


その名前が耳に届くと同時に身体が反応する