「…っ、湊先輩に会いにきたんですっ…!」





「……へぇ…なんのために…?」





先輩は少しも表情を崩さない。




わたしの好きな先輩じゃないよ……





「せ、先輩わ、わたしっ……!「あっれぇ〜
上手く行ってないのー?」





えっ…?



  ソラ
「「空:小鳥遊くん …?」」
(小鳥遊 空)





なんで小鳥遊くんがここに。





「かいちょーって意外とヘタレー?千代華?俺にしなよ、ライバル1人減ったし♪」





え……?




断るのあんなに薦めてたのって……





「千代華。俺奪うためなら演技だってできちゃうんだよ♪」「さっきの演技な…の?」





「半分本心半分嘘。」





そう言ってソファの裏側に回ってわたしに
抱きつく。