「がちか……」




だから、わたしを……、彼女って言われてる
わたしを……





「まぁ、だから彼女いんの知りながらあんな事四月一日の最強の後継ぎと言われる会長様にあんな事したんだから潰れるだろうな」





「ふふふふふ、ふははははは。良い気味ぃ」





わ、怖いよ優ちゃんっ……。





「ねぇ、ちよか?」




小鳥遊くんが真剣な目で聞いてくる。




「なぁに?」




「千代華が今すべきこと…なに?」




それは、誤解をとくためにも…






「先輩に告白……する。」




「ああ、それしかないだろうね。」





「そ、う、な、る、と?」




「朝日くんの告白を断る…ってことだよね」






曖昧な関係なんてあっちだって辛いだけじゃないか。




私がやんなきゃ終わんないの。