「……ん?……あぁ、多伎とか他の奴らに見られてはないから安心して。」





わ、私の心読んだっ…?





でも、それなら良かった……






ほっとした表情を浮かべた時、





「ねー、多岐とか小鳥遊に惚れてないよね」



そう確認してくる。






「え……?いや、確かにかっこいいとは思いましたけど、一応会長さんの
彼女なので……っんぅ」





合意じゃないけどって追加で言おうとしたときに、唇を重ねられる。






話途中にき、キスしないで欲しいっ……!!





「かっこいいと思うのは俺だけにして、
あと、会長じゃなくて湊って呼んで。」





キスをやめてそういう。





「ね、お願い、」





ちゅっと、色んな場所にキスをしてくるかいちょ……じゃなかった湊先輩。







頬、おでこ、首、とだんだん下に落ちていく。