高身長イケメン、これはさぞかしモテる
だろうなぁ………





まぁ、横にいる人がやばくてちょっとやばいけど……私語彙力皆無になってないか……






私は隣にいる会長さんを見た。






さっきみたいな冷ややかな視線を執事さんに送っていた。





嘘でしょ、執事にはこうなの?






「ああ、小鳥遊。突然だが、千代華をもてなしてやってくれないか?」





「承知致しました。」




「……あのホントにだいじょぶで「俺がしたいだけ……だから、ね?」





今度は、子犬系の笑顔で頼まれた。



でも、本音がある気がしてものすごく怖い。




「はひぃ……」




「よしよし」





この人は頭を撫でるのが癖なのでしょうか…





「よし、じゃあ俺の部屋いこ」



「しょ、承知しました。」「堅苦しすぎ」






私の言った言葉が硬すぎて会長が笑う。





「っ……、笑わないでください!」





「ごめんごめん。じゃ、いこ?」



そう言って鼻歌しながら歩き出すところは
紛れもなく本当にしちゃってるんだなと思い
可愛いと思った






☆☆☆