わたしをひょいっと軽々持ち上げ、
お姫様抱っこする。






「な、なななっ……!??」
「どうしたの?日本語…喋れてないよ」





会長さんは、わたしを壊れもののように扱うけど、さっきとは違く逃げられなくなる。




ど、どうしよう。




ま、万が一見られてたらっ……てあぁ




終わりだ。。





バスケ部の先輩達と、体験入部であろう同学年の人たち。




サッカー部の人たちも多分もうそろそろ来る。帰っていいぞーって言う先生の声が聞こえたから。





周りのざわめく声が聞こえる。





「え、あ、あれ何……」




「湊くんと、可愛い系学校一で有名な、千代華ちゃんじゃないっ……!?」




「嘘でしょ…、あの2人できてたの……!?」




「いやーっ!!……けど、お似合いー……」




男バスはいないくて、
女バスが多いみたいだ……。