「じゃ、いこ。」「はいっ……」





こうやって、さりげなく恋人繋ぎしてくれるの好きだなぁ……、




「……なーに。キスされたいの?」




「……へっ?」





き、キスっ…?




「違いま…っ」




先輩は軽くキスをして唇をペロッと舐めた。




「っ………、う。」
「んー、あま。」




「え、甘い……って。、」





てか、ここ外!!誰かに見られてたらっ…、




「グロス…?これ。なんか味する。」




「……?わ、わかんないです……、お母さんにデートするって言ったら行く直前につけられて…ポーチの中入ってたかもっ…!!」



私はすぐポーチを取りだし、付けられたもののパッケージを探した。




かわいいやつだったから覚えてるっ……




あ、あっ………た。