今度、色々聞いてみようかな……、、





と思っていたら、自分のスマホから音楽が
なり始める。





「え、湊先輩?」




「み、湊ぉ?俺も話したーい!俺から電話かけても無視ばっかだからさ……」




「い、いいけど……、とりあえず出るね?」




私は震えるスマホを手に取り通話ボタンを
押して、耳に当てた。





「も、もしもしっ」
   


《もしもし、千代華?今空いてる?》





「あ、えと。今家族と、優ちゃんと一緒に
いるんです。」





《じゃ、今度の日曜さ。デートしない?》




「へっ……あ、はいっ…!」




《じゃまた掛けるね「ちょ、ちょっと待った
先輩っ……!」《どした?》




「あの、お兄ちゃんが、先輩と話したいって
言って泣きそうになってます。」






《あー…、じゃ、ごめん変わってくれる?》




「は、はいっ!お兄ちゃんどーぞ!」




「うおおおおぉっ…湊ぉぉぉなんで無視するんだァァ」




お兄ちゃんに変わった時お兄ちゃんが叫び始める。





叫び始めた瞬間大泣きし始めるお兄ちゃんは
シスコン以外完璧なので私は新しい1面を
知ることが出来た。