そう言ってわたしの涙を大きい手で、
拭った。




わたしは一度キッと睨んで、





「あなたの彼女になんて絶対なんないっ…」





「……へぇいい度胸じゃん…?」






怪しい笑みを浮かべる会長さん。




「えっ…ちょ、きゃっ……」





わたしは教卓に押し倒される。





腕を掴まれていて、動けない。




う、動けないっ……ってか、




スカートが引っかかって……っ、見えちゃうっ……!






「付き合わないとどうなるか楽しみだねぇ?俺、女に言いふらしたり、色々したら高校いられなくなっちゃうかもよ……?」




そう言って、にっこりと笑う。




そ、そうだ、この人生徒会長で女子からもモテるからそしたらわたしっ……!