なんか保健室のベッドとか興奮する~。

改めてみるとホントに顔立ちがいい。

プルプルのピンクの唇にほんのり紅に染まったほお。

堀が深く高い鼻に、大きくクリっとした目。

一回だけならと思って顔を近づけて

キスした。

<静華side〉

えっ!

なんとなく唇にやわらかい触感を感じながら目を開けると

そこには…。

駆くんの顔があった。

推しが私にキスした!

えって思って戸惑っていると、気づいたら

視界に天井が映った。

えっ!今押し倒されてる!

ちょっと…。って

冗談だと思って離そうとしたら

手をギュって恋人つなぎしてきた。

すると、耳元で駆くんが

「おれ静華のことが好き。付き合え」