『俺ら最後までヤッテないじゃん?』


「へ……変な言い方しないでよっ…!」


そう、渚と婚約した後は
もちろん、そういう雰囲気になることは、あった
私もいいかなぁっ…て思って途中?まではしたことあるけど、いまだ未遂のままなんです…


だって…
私はキスだけでも緊張するしっ…心臓やばいんだもん



『なぁ、優姫…』



渚は壁に私を追い込んで逃げられないように腕で通せんぼして優しく耳元でささやいた




「明日学校だしっ…ねっ渚??」


『俺だって男だよ?いつまでも我慢できると思ってる??』



「だって私は…キスするだけで一杯一杯なんだよ…」